生活の中で財布は毎日使うアイテムだからこそ、素材やデザインにこだわると、毎日楽しめるのではないでしょうか。
特に素材に関しては圧倒的にレザーが多いと思いますが、使うほどに風合いが増すレザーという素材は愛着が増します。
今回はコードバンを使用した財布をご紹介します。
コードバンとは
コードバンは馬の臀部の部分を使用した高級レザーの代名詞です。
コードバンの良い所
・光沢感
コードバンの特徴としては、なんといっても他のレザーにはない光沢感ではないでしょうか。
新品の状態でピカピカで非常に美しいのですが、使ってしっかりケアすると、新品の時のピカピカから丸みを帯びた美しい輝きになり、レザー製品の醍醐味であるアジを感じることができます。
コードバンのイマイチ
・耐久性
コードバンは非常に丈夫な素材と聞くことがあります。個人的な見解としては丈夫ではあると思いますが、いくつかのウィークポイントもあると思います。
コードバンは通常のレザーと異なり、銀面といわれる人の皮膚でいう表面が削り取られている為、広い意味で耐久性に難ありであると思います。
【傷がつきやすい】
レザーは傷がつきやすいものですが、輝きのあるコードバンに傷が入ると目立ちやすい気がします。
【シミになりやすい】
コードバンに軽い水滴がついただけでも、その部分がシミの様になってしまいます。
お手入れの際に専用のクリームを使用しても、塗りすぎてしまうと、輝きが曇ってしまいます。
【ひび割れしやすい?】
以前使用していたコードバンの靴の一部にひび割れが見られた事がありました。こちらは銀面がない事による弊害でしょうか。他のレザーでは見られない事だったのでショックでした。
・目立ちすぎる
コードバンの輝きは、最大のメリットであると思いますが、靴のコードバンでは輝きが目立ちすぎてしまう気がします。
個人的にコードバンは雨シミや傷がつきにくい、財布やベルトがおススメです。
ガンゾのコードバン財布
【紹介】
こちらはガンゾの「シェルコードバン2」です。カラーはメイビーです。
内側までコードバンを使用している為、デザインとしても一体感があっておススメです。
既に4年間使用しています。
数か月に1度位、ブラッシングと空拭きを行いますが、コードバンだからといって特に気にせず使用しています。
内側までコードバンが使用されています。
傷が非常に多いのですが、型崩れはなく、まだまだ長く使えそうです。
革の断面であるコバの処理も非常にキレイで丁寧です。
汚れていますが、コインケースの内側です。
金具があたる部分にもレザーが貼られています。
感想
4年以上使用していますが、型崩れなく、風合いも増しています。非常におススメです。
日頃の手入れは重要だとおもいますが。レザーは物の経年変化が好意的に捉えられ良いですね。
他にコードバンのブラックも所有していますが、明るいカラーのコードバンもおススメです。
財布は頻繁に買い替える物ではないので、よく吟味するのも楽しいと思います。
参考にしていただければ幸いです。
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