イタリアには「良い靴は、良いところにつれていってくれる」というコトワザがあるそうです。
自分の足に合ったお気に入りの靴があると出かけるのも楽しみになると思います。
一生モノの靴
よく高い靴を買う時、「一生モノ」と表現する方がいますが、結論からいえば一生モノの靴は無いと思います。
≪一生モノの靴は無い理由≫
・耐久性の問題
ヴィンテージの高級靴で数十年前の靴が残っています。
そんな品を見ると、同じ物を買えば一生を共に出来るのではないかと思ってしまいます。
しかし、高価な靴に使用されるカーフレザーはキメ細やかな美しい見た目である反面、粗く厚い成牛の革と比べ耐久性がありません。
砂利道を歩き、車を運転し、満員電車にも乗るサラリーマンが使用しても一生ものには到底ならないと思います。
ヴィンテージとして残っている靴は複数の靴を所有し、1足の使用頻度が極めて低く、室内を主に歩く方が使用することで、一生ものになるのだと思います。
クリンチ CLINCH
Brass【ブラス】は靴の修理をメインとしていましたが、オリジナルブランド【クリンチ】を展開しています。
【クリンチ】はクラシックなワークブーツデザインが多いブランドです。
ワークブーツとしての丈夫な革と長く使える為の製法で一生ものを目指せるブランドです。
ビジネスシーンで使用する事は出来ないと思いますが、丈夫で傷や色褪せ等の経年劣化が様になるのは大きな強みなのではないでしょうか。
【製法】
クリンチの靴はハンドソーン・ウェルテッド製法で作られている為、靴の返りがよく、履き心地が良いです。
この製法は耐久性にも優れ、オールソール交換が出来る為、長く愛用する事が出来ます。
実際にオールソール交換をした事もあります。
レースアップブーツ
エンジニアブーツ
甲が低く、先芯もない為、ワークブーツながら、ドレスっぽい雰囲気さえあります。
ジョッパーブーツ
ブラスの場所
Brass【ブラス】は小田急線の世田谷代田にあります。
西口を出て
ローソンを右に
クラシックな雰囲気のあるお店です。
靴の修理の腕も一流なのでおススメです。
オリジナルブランドのクリンチは極めて少量生産で人気なので、直営店だけでなく、取扱店に入荷してもすぐに売れてしまいます。
サイズ感は独特なので、一度ブラスさんで試し履きをしてサイズを確かめてからの購入をおススメします。
Brass shoe co.
【住所】
東京都世田谷区代田5‐8‐12
【営業時間】
不定休 12:00~20:00