川崎市の岡本太郎美術館に続いて南青山の岡本太郎記念館にも行ってきましたので、ご紹介させていただきます。
岡本太郎記念館とは
岡本太郎記念館は南青山にあります。
洗練された、オシャレな街並みの中、静かに営業されています。
ここ岡本太郎記念館は、岡本太郎が家族と暮らし、旧居は戦災でなくなりましたが、その後もアトリエ兼住居として、実際に長く暮らした場所が美術館として維持されています。
住居であった事からも、川崎市の岡本太郎美術館と異なり、美術館としての広さはありませんが、岡本太郎が住んでいた場所で、創作現場も見る事が出来る為、岡本太郎ファンには特におススメ出来ます。
展示物
1階はアトリエと売店、2階には絵画を中心に展示されています。
川崎市の美術館と比べれば展示物は少なめです。
記念館の展示物は室内だけでなく、外の庭にも作品が展示されています。
庭の自然に溶け込む様に作品が展示されています。
こちらの作品は「自宅の庭に猛獣にうろつかせたい」との思いで作られた作品です。
背中部分に穴が開いており、植木鉢になっています。自然と調和するデザインになっています。
上を見ると太陽の塔が見下ろしてきたり、個性豊かな作品が展示されていて面白いです。
まとめ
今回、岡本太郎の独特なキャラクターと作品に興味を持った事から、
川崎市の岡本太郎美術館、南青山の岡本太郎記念館に行ってきました。
少し意外だったのが、両施設に来ているお客様が非常にお若い方が多かった事です。
岡本太郎のキャラクターと作品が年代を超えて今も親しまれているという事でしょうか。
かつて岡本太郎の代表作「太陽の塔」を制作した際、「国の金で好き勝手な物を作った」と批判された際、「個性的なものの方が普遍性がある」と反論したそうですが、その通りになっているのかもしれませんね。
両施設の特徴
川崎市の美術館、南青山の記念館、両施設の特徴は以下の通りです。
川崎市岡本太郎美術館
生田緑地があり、美術館だけでなく、家族でレジャーとしても楽しめる。
南青山岡本太郎記念館
南青山のオシャレな立地環境で岡本太郎の居住地、創作現場を見る事が出来る。
特に岡本太郎のファンにおススメ。
【営業時間】
10:00~17:00
【お休み】
火曜日(祝日の場合は営業)
年末年始(12/28~1/4)
保守点検日
【入場料】
一般650円、小学生300円
岡本太郎の書籍もおススメ
岡本太郎はその作品だけでなく、本人のキャラクターにも魅力があります。
数々の書籍がありますので、ご興味を持たれた方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。
個人的におススメは岡本太郎名言集です。
現代を強く生きる名言が書かれており、岡本太郎のキャラクターを知る事が出来ます。
是非こちらもお手にとっていただければ幸いです。
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