理想的な食事のバランス

色々な食事の考え方がありますが、理想のカラダを作り、それを長期的に維持するには、食事バランスの基本を知っておくと良いと思います。

日々食事のバランスを細かく意識して食事をすることは、少し大変だと思うかもしれません。

しかし、基本的な食事バランスであるPFCバランスを知る事で、偏りのない食事になると思います。

PFCバランス

基本となるタンパク質、脂質、炭水化物には理想的のバランスがあります。

この割合の事をPFCバランスと言います。

1日の食事全体のエネルギーの割合

タンパク質:13~20%

脂質:20~30%

炭水化物:50~65%

毎回の食事が全てこの比率に収まっていなければダメという訳ではありません。

1日トータルで大体この位のスケールに収まっていることが理想です。

食べて消費する?

実は食事をする事でカロリーは消費されています。

食事誘発体熱産生

カラダが食事を吸収する過程でエネルギーを使う為、体温も上がり、食事のカロリーも消費しています。

これを食事誘発体熱産生と言います。

食事により使われるカロリーの量はタンパク質」「脂質」「糖質」で異なります。

タンパク質→30%

脂質→4%

糖質→5%

タンパク質が非常に多くのカロリーを消費します。

その為、タンパク質を意識した食事をする事で食事のカロリーを抑える事が出来ます。

脂肪1キロのカロリー

脂肪は1キロ7200kcalもあります。

数字だけ見て、これを減らそうと考えると大変ですよね。

しかし、実際には「脂肪だけを」1キロ減らそうとするともっと大変です。

脂肪1kgのカロリー

脂肪1000g×9kcal=9000kcal?

脂肪には2割程度水分が含まれている為

9000kcal×0.8=7200kcalが脂肪1キロのカロリーです。

7200kcal減らすとどうなるの?

それでは食事や運動で7200kcalも減らしたら、体重が1キロ減るという事なのでしょうか?

答えは「脂肪は1キロも減らないけど体重は1キロ以上減る」です。

脂肪を減らす過程で、カラダの水分や筋肉も減ってしまう為、体重はもっと落ちるという事になります。

もし、運動や食事を調整して体重が減らないとしたら、普段以上に飲み食いが増えている可能性があります。

まとめ

今回は食事の基礎知識についてお伝えさせていただきました。

無理な食事調整は長期的には続けるのは困難なので、まずは食事の基本的な考え方を知り、食生活を見直すことから始めると良いと思います。

参考にしていただければ幸いです。

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